SOLUTION

捜査支援ソリューション

音声から浮かび上がる被疑者の心理

犯罪捜査において、被疑者の心理状態を正確に分析することは、事件の真相解明において極めて重要です。そのため、被疑者の発言から内面の心理や感情の動きを分析する捜査支援ツールとして、多くの捜査現場で活用されています。

現在、世界54か国で導入され、50万件以上の捜査を支援しており、一部の国では裁判における証拠資料としての採用実績もあります。日本国内においても、警視庁および各県警本部にて本ツールの活用が始まり、捜査の効率化と精度の向上に貢献しています。
従来の方法では見抜くことが難しかった供述の裏にある感情や信憑性を、音声データを通じて客観的に解析することで、捜査の方向性をより確かなものへと導くことが可能になります。
警察関係者の高度な判断を支援する、次世代の捜査支援ソリューションです。

捜査支援ソリューション
POINT
「供述の感情・信憑性を客観的に分析可能」
 ・被疑者の声の抑揚やトーンから、内面の心理状態や隠された感情を解析
 ・従来の捜査では見抜きにくかった“裏の本音”を可視化

「捜査の方向性をデータで裏付け、判断精度を向上」
 ・感情解析の結果を参考にすることで、証言の信頼性を見極め、捜査の優先順位や的確なアプローチの選定

「専用エンジンと特殊技能アナリストによる解析作業」
 ・Emotion Logic社が提供するLVA6.50エンジンを活用し、供述の矛盾点や疑わしい発言を抽出
 ・重要なポイントを浮き彫りにし、事件解明を支援
 ・特殊な研修と認定資格を有した弊社アナリストが対応
 ・国内20件以上の警察捜査支援実績を持ち、経験に基づいた高度な解析を提供

「国内外での導入実績と信頼性」
 ・警視庁や各県警本部での活用が進み、捜査官の判断を補完する次世代ツールとして注目
 ・世界54か国で50万件以上の捜査に利用され、一部では裁判資料としての採用実績もありグローバルに
  信頼性が証明

ALICeの活用

供述の信憑性を判断


事情聴取や取り調べの音声データから、被疑者が「その時間は自宅にいた」と話す際の声のトーンや話し方の間に不自然な緊張が検知され、供述の信頼性を再検討するきっかけとなります。
調書上では捉えきれない“違和感”を補足するデータとして有効です。
さらに、リアルタイムでの活用も可能であり、取り調べ中に話者の感情変化をその場で検出し、供述の信憑性を即座に評価し、捜査の方向性を柔軟に調整することができます。

供述の信憑性を判断イメージ

参考人証言の感情反応


複数の証言者の中で、ある人物が特定の場面に触れる際にのみ「強い緊張」や「感情の揺れ」が検出されるケースがあります。
こうした感情反応を手がかりに証言内容の深掘りをすることで、新たな発見につながり、捜査の精度向上に貢献します。

参考人証言の感情反応イメージ

緊急通報のリスク察知


110番や119番通報の録音データを解析し、話者の深層感情や心理的・認知ストレスの変化を可視化します。
通報者の感情パターンが通常の被害者通報と異なる場合、その“不自然さ”を早期に検知し、捜査の初動対応に活用できます。

緊急通報のリスク察知イメージ

“重要語”への反応を可視化


被疑者が特定の人名や地名などを口にした際のみ、感情的な緊張やストレス反応が強く現れるケースがあります。
捜査官がその発言箇所を重点的に掘り下げることで、新たな手がかりが得られた事例も報告されています。
このように、特定の質問に対する感情の反応を分析することで、捜査上の重要なポイントを示唆し、事件の核心に迫る手がかりを提供します。

“重要語”への反応を可視化イメージ

その他のSOLUTION

ALICeはコールセンター、採用、セールス、不正申告、マーケットリサーチなど、
様々なビジネス分野において、音声による感情解析結果の活用方法に革命をもたらします。
生成AIを活用し音声コンテンツの取り込み、書き起こし、感情解析、アドバイスを一括して行うソリューションです。

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